久々の味
ボストン時代は何度もローストターキーを焼いて、食べました。
今回、日本でもThanksgiving Partyを行うことになったので、久々に焼いてみました。
我が家のオーブンはヘルシオAX-X2(30L)で、大きい部類なはずなんですが、説明書には「ターキーは2kgサイズまでしか無理」と書いてあります。なので、2kgサイズのフランス産ベビーターキーを注文。
届きました。ちっさ!
もしかして、3kgくらいでも入ったんじゃ……?
小さいので、解凍も1~2日で充分です。
解凍後はいつものごとく、“Letters from Stanford”さんの和風レシピで作ります。
量を2kgサイズに書き直しただけのレシピ↓
ターキー 2kgサイズ
ニンニク 一片すりおろし
生姜 一片すりおろし
もち米 0.8合
うるち米 0.8合
醤油 100ml
みりん 100ml
酒 100ml
ニンジン 1/5本
クルミ 適量
1) ターキーを1~2日くらいかけて冷蔵庫内で解凍し、お腹に納められた首と肝を取り出して、表面とお腹の中をよく洗う。
2) 焼く前日、ターキーの表面と内面に大目の塩を擦り込み、ラップをして数時間置く。
3) 一旦ターキーを水で洗ってからよく水気を拭き取る。すりおろしたニンニクと生姜をターキーの表面に擦り込む。
4) ターキーを厚手のビニール袋に入れる。醤油、みりん、酒を合わせてタレを作り、ターキーの上から回しかける。内側にも十分かける。口をしばって冷蔵庫で1日休める。その間、何度もターキーの向きを変えたりして、味を染み込ませる。
5) 焼く当日、スタッフィングを作る。ニンジンと内臓は細切れにする。心臓や砂肝は硬いので、かなり小さくする必要があります。クルミは砕いて炒っておく。もち米とうるち米は合わせて研いでおく。フライパンでニンジンと内臓、ターキーの首を炒める。水半カップを加え、しばらく煮る。火が通ったら首を出して肉をそぎ落とし、それをフライパンへ戻す。米を加え、ターキーにかけたタレを半カップほど加えて蓋をして煮込み、煮えたらクルミを合わせる。
6) スタッフィングが適当に冷めたら、ターキーの下からお腹へ向かってスタッフィングを詰めていく。かなり入ります。
7) ターキーのお腹がいっぱいになったら、尻尾部分の塊を脚とお腹の間に押し込んで固定する。
8) 受け皿にクッキングシートを敷き、ターキーを載せて、完全にアルミホイルで包み、200℃のオーブンで1.5時間焼き、ホイルをとってから更に15分焼く。
ちと焦げましたが、美味しくできました。
ベビーですが、しっかりターキーの味がします。アメリカ時代を懐かしみたい方は是非。
そしてやはり、酒醤油味醂は最強。
その他の料理、とワイン。
アメリカ人はターキーにピノノワールを合わせるようなので、買ってみましたが、これが外れ。甘くてまずい。
しかし他の2本のワインが結構美味しくて、救われました。
×カレラ・セントラル・コースト・ピノ・ノワール 2009 2,580円
◎クラレンドル・ルージュ・バイ・シャトー・オー・ブリオン 2005 2,380円
○フォンタナフレッダ・バローロ 2007 2,980円