Harvard Summer Schoolの英語。
私が通っている夜間コースは週2日、1日2時間半、7週間で$700します。
週5日、1日4時間(もっとかも)の日中コースは$5000近くします。
英語のできなさから考えると日中コースでも良かったのかもだけど、さすがに高いのと、研究に割く時間がほとんど0になりそうだったので夜間コースにしました。
事前にテストをしてグレードごとにクラスを分けます。私はA(Beginner)~E(Advance)の5段階でDでした。ただ、点数のほとんどが文法問題(日本人には簡単)で取ったものなので、会話主体のクラス内では周りの生徒さんに比べて相当落ちます。
先日の宿題。
「この間の教会のミサでの説教が面白かったから、聞いてまとめと感想書いてきてね、次の授業でディスカッションするから。聞くときメモ取っていいわよ。20分くらいだからすぐ終わるでしょ?」
http://www.bu.edu/av/chapel/podcasts/sundayservices/MarshChapel062109.mp3
↑これの16分30秒から38分10秒くらい
や、20分の説教聞いてすぐに意味取れるくらいなら、こんなところ来てないんですけど。リスニングはわからない単語を辞書で引くこともできないので(つづりもわからないから)、大変です。今回も、進化論に対する教会の中での保守派とリベラル派の考え方の違いがテーマになっていることや、箇条書きのタイトルの部分、例としてナルニア国物語が出てるなってところはわかったんですけど、全体の意味は5回聞いても良くわかりませんでした。
授業でも議論に参加できず、「最後になんか質問とかある?」と聞かれたので、「ナルニア国物語の例は全体の主旨とどう関わってたの?」と言ったら、「まああんまり深く気にしなくていいわよ」と言われた。本当か。
スクリプト(原稿)がありました。これ読んでもよくわからねー。
http://marshsermons.blogspot.com/2009/06/narnias-aslan-earths-darwin-and-heavens.html
ゆうさんでも悩むんだねw
ゆうさんが困っているのは英語関連以外ないような気がするよw。
遠い日本から英語がぺらぺらにゆうさんがなれるように祈ってるよw。
やっぱりもっと英語そのものより、英語を話す人たちが辿ってきて、築いてきた社会を両輪の輪として学ぶ必要があります。
技術の素晴らしいところは、ときどきそんな垣根をあっさり乗り越える事でしょうけど。
つまりアメリカ社会史です。
学校では教えてくれませんから。
ボストンにいるんですね。学生の多い静かな街と聞いています。
英語は難しいですね。日常会話ならすぐですが、論文や評論は日本語でも難しいのに。
●睡蓮
> ゆうさんが困っているのは英語関連以外ないような気がするよw。
本気で困ってるのと、あと英語のことは書けるからね。
単なる愚痴ですけれども。
●まっつん
> 英語を話す人たちが辿ってきて、築いてきた社会を両輪の輪として学ぶ必要があります。
> つまりアメリカ社会史です。
> 学校では教えてくれませんから。
おーそうなのか。ボストンだと建国がらみのイベントがやたら多くて、その度に経緯を聞かされたりするんだけどね。しっかり学んだことはないね。
なんかおすすめテクストある?
●珈琲館さん
お久しぶりです。はい、ボストンにいます。京都みたいな感じで落ち着いてますね。
私は逆に、論文や学術会話はまだいけるけど、日常会話が駄目ってやつです。自分の専攻分野は知っているテクニカルターム多いので、何話しているかわかるから、話に追いつきやすいんですけどね。
おすすめは、
デビッド・ハルバースタムの「ザ・フィフティーズ(原題同じ)」と
超長いですが
サムエル モリソンの「アメリカの歴史」シリーズ。
前者については第二次世界大戦で勝者になったアメリカが、
今日通じる意味で「アメリカっぽい」感じに変容していく様を
政治、外交、軍事、経済、社会の変化、差別問題、性への認識の変化、
芸能、全部具体的な事件(経済ではアメ車を通して自動車産業を、
マクドナルドの発展を通して消費社会を)を項立てして書いています。
ケネディ政権の暗部を描いた「ベスト&ブライテスト」で
ピューリッツァー賞をとった著者です。
ぜひ原書を読んではいかがでしょう?
ありがとう。とりあえず「ザ・フィフティーズ」の原著を注文してみたよ。$5。
日本だと上下巻に分かれてるみたいだけど、こっちは一冊でいいんだよな。800ページ以上あるらしいし。